僕の夢はいつか日本で自分が経験してきた事を発揮し、日本サッカーに貢献すること。
そんなことを夢見ながら、スペインに渡ったわけですが、
ジョセップの通訳などを経て、
「そろそろ
倉本 和昌個人としてどこまで出来るか?勝負したい」と考えるようになりました。
つまり、このブログ、そして
KAZU日記通じて、僕の事を知っている人の評価は、
「スペインで頑張っている倉本君」であり、「倉本 和昌という指導者という視点からは、なかなか評価されていない」ように感じていました。
まぁー僕が日本で指導しているわけではないので、仕方が無い部分はありますが・・・
しかし、そういうことがどうも自分の中で納得できないというか、実際に今までちょっとだけスペインでやった事を
表現したいと考えるようになりました。
そこで、自分がイメージしている日本人の子供への指導との現実とのギャップを知りたかったのです。
それを知るには実際に指導の現場に立つ以外にありません。
というわけで、汚い言い方になるかもしれませんが
お金を貰ってコーチをする
つまり、プロのコーチとして評価してもらおうと思ったのです。
お金が発生するということは、それだけ責任があります。
だから、評価する側の目も非常にシビアになります。
そういう目で見られて、自分はどこまで出来るのだろうと試したかったのです。
なので、今回色々な所で臨時コーチをやりました。
それをやるのとやらないのでは、大きな違いだったと今になって感じます。
シビアな目にさらされる。
それも、僕にとって非常に良い経験となりました。
それから自分がイメージしていた事と現実とのギャップがどのくらいあるのか計れたのも、収穫です。
今回、まだまだ力不足な僕の生意気な要望を受けてくださったクラブの皆さん、本当にありがとうございました!!